『一汁一菜でよいという提案』実践してみた♪【おうちごはん】
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『一汁一菜でよいという提案』実践してみました♪【おうちごはん】
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土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』
人の健康には食事はかかせないな~と思い、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んでみました。
食は日常
食事はすべてのはじまり
大切なことは、一日一日、自分自身の心の置き場、
心地よい場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。
その柱となるのが、一汁一菜という食事のスタイルです。
引用:「一汁一菜でよいという提案」土井善晴より
『一汁一菜でよいという提案』土井善晴 |
この本の中で土井善晴さんはとても良い事を話しておられます。
だれもが心身ともに健康でありたいと思います。
一人の力では大きなことは出来ませんが、少なくとも自分を守るというのが「一汁一菜でよいという提案」です。
うまくいけば家族、健康、美しい暮らし、心の充実、実現するべき仕事を支える「要」になるかもしれません。
人間は食事によって生き、自然や社会、他の人々とつながってきたのです。
食事はすべてのはじまり。生きることと料理することはセットです。
離れて暮らしている子供が「食事のことはちゃんとしてるよ」と自分で気をつけてやっていることがわかれば、それだけで親は安心できるものです。
それだけで親孝行だと思います。
また、年老いた親が毎日食事を作って、台所を掃除して、相変わらずきれい好きでまめにやっているとわかれば、子どもは嬉しいし励みになるのです。
暮らしにおいて大切なことは、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる生活のリズムを作ることだと思います。
その柱となるのが食事です。
一日、一日、必ず自分がコントロールしているところへ帰ってくることです。
一汁一菜とは
- ご飯
- 味噌汁
- 漬物
それには一汁一菜です。
一汁一菜とは、ご飯を中心とした汁と菜(おかず)
その原点を「ご飯・味噌汁・漬物」とする食事の型です。
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食べ飽きないもの
具だくさんの味噌汁を作ればよい
これなら、どんなに忙しくても作れるでしょう。
ご飯を炊いて菜(おかず)も兼ねるような具だくさんの味噌汁を作ればよいのです。
自分で料理するのです。
そこには男女の区別はありません。料理することに意味があるのです。
ご飯と味噌汁のすごいところは、毎日食べても食べ飽きないことです。
毎日食べても飽きない食べ物というのは、どういうものでしょうか?
どんなに美味しいお料理も、繰り返し、毎日食べたいとは思わないものです。
ところが、ご飯に味噌汁、漬物は毎日食べても食べ飽きることはありません。
『一汁一菜でよいという提案』土井善晴より引用
食べ飽きる物と食べ飽きないものの違いはどこにあるのでしょう。
人工的なものというのは、食べてすぐに美味しいと感じるほどに味がつけられています。
そういった、人間が味つけをしたおかずというのは、またすぐに違う味付けのものを食べたくなります。
自然との共存
一方、食べ飽きないご飯とお味噌汁、漬物は、どれも人間が意図してつけた味ではありません。
ご飯は、米を研いで、水加減して炊いただけ。
日本で古くから作られてきた味噌は微生物が作り出したもので、人間の技術で合成したおいしさとは別物です。人間業ではないのです。
私たちは、自然の景色を見て美しいと感じ、それは何度見ても見飽きることはありません。
そのダイナミックな変化に感動することもあるでしょう。
自然は自然とよくなじむ、このことを心地よいと感じます。
その心地よさに従って、命を育んできたのです。
何を食べるべきか、何が食べられるか、何を食べたいか
- 何を食べるべきか
- 何が食べられるか
- 何を食べたいか
という三つの問いかけに、現在の日本に生きる私たちはどのように答えるでしょうか?
「何を食べるべきか」の答えは、栄養価値の高い、体に良い料理。
「何が食べられるか」という問いには、安心・安全な食べ物。
「何を食べたいか」となると、人それぞれですが、一般的には焼肉、お寿司などでしょうか。
ただ、その食べたいものだけを毎日食べることをしないのは、経済的な理由以上に、食べ続けることが身体に良くないことを知っているからでしょう。
現代社会では、様々な状況と自分の都合に合わせて、そのときどきに何を食べるか、食べないかを頭で考えて決めているようです。
本来、すべての民族の命を何世紀にもわたって育んできた食事において「栄養価値」と「安心」と「おいしさ」はおのずから備わっているものです。
昔から特別な日と日常を区別して日常の食事は慎ましく、必要最小限の食事で暮らすことが心身共に心地よいことを、身体は知っていたはずです。
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「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録
2013年12月に「和食」がユネスコ文化遺産に登録される
「和食」の4つの特徴
- 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
- 健康的な食生活を支える栄養バランス
- 自然の美しさや季節の移ろいの表現
- 所月などの年中行事との密接なかかわり
和食が無形文化遺産に登録された背景としては料理そのものに対しての評価ではない。
ユネスコ無形文化遺産とは、芸能や伝統工芸等、形がない文化がないもので、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっているものと定められ、その文化を保護し、尊重する機運を高めるための制度です。
南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
農林水産省ホームページ「ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」とは」から抜粋
このように、料理そのものの味という事よりも自然や四季と調和した独自性のある食文化に対しての評価だと思われます。
和食を無形文化遺産とすることで外国人に対してのアピールというのも登録された背景の一つかもしれません。
一方、遺産として残そうという動きが起こった時点で、和食という食文化を日本人が忘れ始めているのではないかとも考えられると思います。
このように、豊かな四季がもたらす自然に寄り添って生きてきた日本人の精神というものが土井善晴さんが提案されている『一汁一菜』に込められているのではないかと、私は思いました。
和食バンザーイ❣\(^o^)/
本日のみるさんちの夕食メニュー
- ご飯
- 具沢山みそ汁
- 簡単ぬか漬け
- 焼き鮭
味噌汁の具は
- 茄子
- ねぎ
- 牛蒡
- 油揚げ
- みょうが
でした。
point❣
茄子・ネギ・油揚げは前もって油を敷いたフライパンで焦げ目を付けておきました。
作り方
鍋に水を入れごぼうを茹で火が通ったら予めフライパンで焼き焦げ目を付けておいた具を投入し、1分位煮てからかつおだしの素、味噌を入れました。
仕上げに切ったみょうがを添えました。
これからもいろいろな具沢山みそ汁にチャレンジしてみようと思います♪
【甘酒】甘酒を使った具沢山のおみそ汁【みるさん風】 | milblog
【甘酒】甘酒を使った具沢山のおみそ汁【みるさん風】 一汁一菜のおうちごはん☆本日も健康でヘルシーに。 冷蔵庫に入っている野菜を利用して具沢山のみそ汁を作りましょう寒い日には温まるために粕汁がいいですが「あまざけ」を利用してみるのもいいですね。飲む点滴と呼ばれるほど身体に良い「甘酒」のみそ汁を是非作ってみましょう♪
『一汁一菜でよいという提案』土井善晴 |
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